アラサー女子の副業にも使える?タイミー体験談

副業
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毎月の収入にプラスαが欲しいけど、自由な時間も諦めたくない。
がっつりダブルワークは体力的にもキツいし、本業以外で人間関係など余計な悩みを持ちたくない。

そう思った私が、約1年前から始めたのがタイミー。
実際に利用してみて、アラサー女子の副業としてアリな選択肢だと感じます。

今回は体験談も含めて、タイミーのメリット・デメリット、おすすめの利用方法をシェアします!

この記事は私が書いています

黒子

1991年生まれ。アラサー会社員。新卒3ヶ月で会社を辞め、その後10年間で4回転職。その間ニュースを騒がせた超ブラック企業に勤務し32歳でやっとホワイト企業に就職。自身の経験から、30代での転職やキャリアアップについてシェアします。

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そもそもタイミーってなに?

タイミーとは、「働きたい時間」と「働いて欲しい時間」をマッチングするスキマバイト募集サービスのこと。
空いた時間や好きな時間に、興味のあるバイトができ、フレキシブルで自分らしい働き方ができるサービスです。

今までのアルバイトの働き方のように、シフト制で決められた時間に働くのではなく、予定のない日の5時間だけ、休みの前日の深夜に3時間だけ、といったようなフルタイム以外の働き方もできます。

筆者の私も、このタイミーを利用し始めて1年が経ちますが、家でゴロゴロしてるだけなら外でお金を稼ごう!みたいな軽い気持ちで、空いた時間に無理のない範囲で働いています。

タイミーのメリット

  • 履歴書・面接不要!
  • 好きな時間に働ける
  • 自分の興味のある分野に挑戦できる
  • 即給システムがある

履歴書・面接不要!

本業をしながらバイトの応募準備をするのって意外とめんどくさいですよね。
仕事探し、面接日調整、履歴書準備、証明写真撮影…

タイミーならこういっためんどくさい準備は一切不要。
アプリをダウンロードし会員登録を済ませたら、必要事項を入力して、写真は適当に自撮りでOK。

これで応募の準備は完了です。

好きな時間に働ける

タイミーには朝から夕方まではもちろん、夜、深夜、そして早朝といった様々な時間帯での求人が充実しています。勤務時間も、短ければ1時間という求人もあります。

単発バイトなので、シフトを提出する必要もなければ、シフト変更などの煩わしさを感じることもありません。

毎日様々な求人が出ているので、ご自分の予定に合わせて好きな時間に応募が可能です。

自分の興味のある分野に挑戦できる

タイミーには接客業からピッキング工場などでの求人まで色んな分野の求人があります。

普段人と接する仕事をしている私は、副業まで接客は…という気持ちがあり、いつもピッキング工場や荷受けなど、1人でもくもくと作業ができる求人に積極的に応募します。

このように、本業とは違った分野の仕事に挑戦できるのもタイミーのような単発バイトだからこそできること。
学生時代のアルバイトの経験を活かすことだってできますし、将来転職したい業界の求人があれば先に雰囲気だけでも感じることも可能です。

即給システムがある(振込手数料無料)

仕事を終えると、その日のお給料は自分のアカウントの「ウォレット」というところに加算されます。その金額を引き出すことで、実際にご自分の口座に入金される、というシステムです。(写真参照)

ウォレットへの加算が確認されたら、即日お給料を受け取ることも可能。
私は土日に依頼したことがありますが、銀行が休みの日でも私の口座にはしっかりとお金が入っていました。
しかもタイミーからの振込手数料は無料なので、働いた金額そのままが自分のものになります。

タイミーのデメリット

ここまでメリットを紹介してきましたが、もちろんタイミーにもデメリットはあります。

  • 人気の求人はすぐ埋まる
  • 実際に働いてみるまでわからない場合も多い
  • 地方によっては求人に偏りがある場合がある

ひとつずつ見ていきましょう。

人気の求人はすぐ埋まる

人間関係が良い、時給が高い、仕事内容がシンプルで働きやすい、利便性がいい、などそういった求人はとても人気です。
募集が出て、スケジュールの確認をしている間に埋まってしまう、ということもしょっちゅうです。
これは、普通のアルバイトではないデメリットでしょう。シフト制ではないので、必ず自分の空いた時間に自分のやりたい仕事の求人が出ているとは限りません。

本業をしていて日中なかなかスマホを触ることができない、という人は、人気の求人の争奪戦に参加すること自体が難しく、その競争を勝ち抜くことは難しいかもしれません。

実際に働いてみるまでわからない場合も多い

これはタイミーを利用していなくても、どんな仕事にも言えることではありますが、実際に働きに行って思ってたのと違った。というような経験をしたことがあります。

例えば未経験歓迎、と書いていたのに何の説明もなしに業務を任されたこともありますし、企業によっていわゆる「アタリ」「ハズレ」はあるといっていいでしょう。

しかし最近ではタイミーワーカー(私たち利用者)を多く受け入れて、企業側がタイミーの利用に慣れているケースが多くなっている印象を受けます。
タイミーに求人を多く出して慣れてきた企業であれば、タイミーワーカーへのサポートがしっかりしていることが多いです。

掲載内容と仕事内容に相違があった場合は、毎回就業後に提出するフィードバックで報告することも可能です。

地方によっては求人に偏りがある場合がある

私が利用を始めた1年前に比べ、様々な分野の企業が積極的にタイミーを利用するようになってきており、求人数がかなり多くなってきた印象を受けますが、地方によってはまだまだ求人数が少ない場所もあります。

エリアは各都道府県で設定するようになっていますが、同じ県でも都市部や工業地帯には豊富にある求人数も、人口が少ない地域や山間部などの求人は少なかったり、地域によっては求人がゼロのところもまだまだたくさんあります。

タイミーを利用する企業が増え、より広く浸透していくことを今は祈るばかりです。

タイミーを体験した感想

それではここで実際に、タイミーの利用者である私の体験談と感想をシェアしたいと思います。
そして最後には私のおすすめの利用方法もお伝えします!

私がタイミーを約1年間利用した感想は

  • 受け入れ先の企業の人たちはとても良い人たちが多い
  • 気が向いた時に働けるので利用のハードルがとても低い
  • 単発バイト、という気持ちで働くのでプレッシャーが少ない
  • アプリがシンプルで使いやすいので仕事探しがしやすい
  • 当たりはずれはある

幸運なことにほとんどの受け入れ先の従業員の方たちはとても親切で、タイミーで働きにきているなど関係なく、他の従業員の方達と同じように接してくれます。
募集人数が2人以上いる場合は、一緒の時間に同じタイミーワーカーさんも勤務しますが、同じタイミーからきているという仲間意識で、わからないことは助けてくれたり、仲良くなったりします。

ただ、そんな人間関係に恵まれた中にも、何度か嫌な思いをしたこともあります。

例えば、
未経験歓迎、と書いていたのに説明ゼロで仕事が始まった
タイミーがまだ私の地域に普及し始めた、私自身も利用初期の話です。
品出しの仕事に応募したのですが、出勤後「それではお願いします」と業務を丸投げされてしまいました。
商品の並べ方、その店のルールや接客のやり方などを最初に知っておきたかった私は、見よう見まねで作業をしました。

タイミーから来て、初めて経験する仕事だと言ったらすごく横柄な態度を取られた
受け入れ先企業はタイミーを利用することに積極的でも、従業員の中にはそうではない人もいます。
私がその日初めてだというと、他の従業員さんがいる前で大きな声で怒られたり、一挙手一投足に文句を言われたこともありました。

稀なことではありますが、このような経験をしたら

  • わからないことはわからないと遠慮せず聞く
  • その場は何とか耐えても、その後は無理せずに働かないという選択をする
  • 初めて働くのだからわからなくて当たり前。未経験者を募集しているのだから問題があるなら企業側にある。

というようなスタンスでいることをおすすめします。
就業後に行うフィードバックにも、自分が嫌な思いをしたらひとつの意見として伝えるものアリだと思います。

単発バイトのメリットを利用して、深く悩みすぎず自分が働きやすい方法を徐々に見つけていきましょう。

タイミーを上手に利用する方法

先ほども述べましたが、自分が働きやすくタイミーを利用することはとても大切です。

そこで、「完全オリジナル タイミーの上手な利用方法」を最後に紹介したいと思います。

  • 口コミを必ず見る
  • 初めて働く場所は、一度働いてから次の申し込みをする
  • 通知設定をONにしておく
  • 働ける日をしっかり把握しておく
  • 割り切って働く

口コミを必ず見る

各応募ページの下段には、企業の「GOOD率」と口コミが掲載されています。
これは今まで働いてきたワーカーさんからのフィードバックをもとに集計されたもので、応募の前には必ず見ることをおすすめします。

その中に、「優しく教えてくれた」「働きやすかった」「あっという間に時間が過ぎた」というような内容があればその仕事に応募しても良さそうです。

ただ、「社員の態度がきつかった」「仕事内容自体はよかったけど一緒に働く人が最悪」「残業申請をしてもなかなか申請してくれなかった」などマイナスな意見が見受けられ、GOOD率も90%を下回っていたら、もう少し詳しく口コミを遡って確認し、働くかどうかしっかり考えてみる必要がありそうです。

初めて働く場所は、一度働いてから次の申し込みをする

タイミーでは原則同じ日に2つ以上の仕事に申し込むことは不可能ですが、そうでなければ同じ仕事の求人を別日にあらかじめ何日間か申し込んでおくことは可能です。お気に入りの求人が出ていたら、募集がかかったと同時に働ける日の全ての申し込みをしておくことをおすすめします。

しかしながら、初めて働く場所はまず一度働いてみてから2回目を申し込みする方が無難です。
初日に働いて、もう2度とここでは働きたくない!と思うこともあるからです。
これは私の経験からの教訓です。

以前ある企業の仕事を経験し、とてもいい印象を受けたので、別の仕事の求人が出た時に一気に2日分申し込みをしました。するととても高圧的な社員さんに当たってしまい、もうこの仕事は今日だけしか無理…と思ってしまいました。同じ企業でも、部門によって働く人も内容も違いますし、まず一度働いてみて雰囲気を知ってから2回目を申し込みすればよかったと思いました。

そして何よりもこれをおすすめするのは、万が一私のような状況に陥った時、申し込みをしておいた仕事をキャンセルする場合は、「キャンセル率」というものが加算されてしまうからです。
今までどれほど申し込みをした仕事をキャンセルしてきたか、という数値です。

このキャンセル率は企業側がワーカーを受け入れるときに参考にし、キャンセル率が高い人は働けないこともあります。
募集の際にキャンセル率が高い人は応募しないように書いている企業もあるので、無駄なキャンセルを防ぐためにも一度働いてから次の申し込みをしましょう。

通知設定をONにしておく

通知をONにしておくことで、自分が働ける日に新着の募集が出た時のお知らせを受け取ることができます。

また、気に入った企業を「おきにいり登録」すると、募集が出た際の見逃しを防ぐことにもなります。

人気の仕事は埋まるが早いのでスピード感は大事です。

働ける日をしっかり確認しておく

何度も繰り返していますが、人気の仕事は競争率が高く、埋まるのは一瞬です。

「あの日は働けたかな〜」と思ってスケジュールを確認している間に募集が締め切られることもあるので、直近1週間だけでも働ける日と時間帯はしっかり把握しておきましょう!

割り切って働く

タイミーを利用し始めると、好きな時間に興味のある仕事ができ、スキマ時間を有効活用できます。

副業が一般的になってきた現代において、とても素晴らしいサービスに出会えたと思っていますが、もちろん悩むこともあるでしょう。

たまたま応募したところの従業員がキツくて働きにくかった。
未経験とはいえ、失敗ばかりしてしまい申し訳なく思った。
接客で嫌な思いをした。

など、働いてお金をもらう以上、そういった理不尽なことへの出会いやストレスを感じることもあるはずです。

しかし、タイミーは良くも悪くも単発バイト。
嫌な思いをしたら、次から応募しなくて良いのです。それがメリットです。

様々な不安がありなかなか一歩を踏み出せない人、何度かこういった経験があり、タイミーの利用にネガティブな気持ちがある方は、少し気持ちを楽にして、割り切って考えてみてください。
せっかくいいサービスを利用しなくなってしまうのはもったいない気がします。

おわりに

現在タイミーの利用者は全国で700万人を超えており、タイミーを利用する企業もこれからどんどん増えていくと思います。

月々の収入のプラスαとして働く、いつもとは違った環境で働くことをひとつの気分転換にする、新しい分野の仕事をして視野を広げる、などなど利用目的はより多様になっていくでしょう。

終身雇用が過去の産物となり、キャリアチェンジが当たり前になった今、転職後の金銭的な不安がある方や、フリーランスや起業を目指す方にとっても、気軽に利用できるタイミーはひとつの安心材料として活躍していくことと思います。

経験者目線でも、手軽に始めることができ、自分の好きな時間に働けるタイミーはアラサー女子の副業の選択肢としておすすめです!

今回はタイミーのメリット、デメリット、私自身の体験談をシェアしました。
まずはアプリのダウンロードだけでもしてみて、おうちの近くにどのような求人が出ているのか見てみるだけでも楽しいと思います。
前からずっと気になっていたあの場所が、募集をしているかもしれません。
いい出会いに恵まれ、経済的にも潤い、人生がもっともっと楽しくなりますように!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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